2011年

2月

19日

子どものカラダとピラティス

 

 

小枝を拾っては木の上に向かって放り投げる。

そんな娘のカラダは自然とバイオメカニクス的に動いている。

カラダって自然とそうなるもんなんだな、とあらためて。

 


 

STOTT PILATES(ストットピラティス)の基本5原則と子どものカラダが発達していく過程には、

以下のような関係性を見ることができたりもするんですよ。

 

 

この世に生まれ「おぎゃー」と最初に泣いた瞬間から

私たちは呼吸をしはじめる。

やがて、首がすわり、腰がすわり、おすわりができるようになると、

骨盤と背骨のカーブが形成されていく。

ハイハイができるようになる頃には肩甲骨の動きと安定を覚え、

たっちできるようになり、下肢を使い始めるとともに、

胸郭と頭・頚部を骨盤の上に配置し、バランスを取れるようになる。

 

 

「呼吸」「骨盤の配置」「肩甲骨の動きと安定」「胸郭の配置」

そして「頭と頚部の配置」の5つのSTOTT PILATESの基本原則を、

実は私たち、生まれてから立ちあがるまでの過程において、

ちゃんと習得してきているものだったりするんですよね。

 

 

そして、娘を見ながらあらためて思うのは、

私たち人間は子どもの時代に、「動く」ということを、

カラダを動かして遊ぶ中で学んでいくんだ、ってこと。

走る。跳ぶ。登る。くぐる。投げる。拾う。逃げる。追いかける・・・

そんなふうなことのひとつひとつが「動く」カラダをつくっていく。

 

 

ココロが求めることをしているうちに、自然とそうなっていく。

カラダができあがっていく過程って、そんなもんなのかも。

 

 

逆に考えると、歳を重ねる度に退化していくそれらのことを、

もう一度学びなおしていく(再教育していく)過程が

ピラティスのエクササイズだったりするわけなんですよね。

 

 

西村由美